「数に入るまで」には、主に3つの段階があります。
まずは、分離量を一つ一つバラバラに見れるようにします。
次に、「バラバラなものの集まり」である集合としての見方を育てます。
最終的に、「量だけを抽出した像」を頭の中に作っていきます。これでやっと算数で使うタイルやキューブ、数え棒などの意味が理解できます。
一般的に数の勉強では数唱をよくさせますが、安曇野プランでは数唱は一番最後に行います。
数唱よりも前に、数と量のイメージを一致させるということを行います。
「これはどう数えても6になる」と分かったうえで、量と数を一致させながら数えると、数唱も上手になっていきます。
お客さんが左から一人、右から三人やってきます。まずは二組来たお客さんにぴったりの量を用意するところから始めます。最終的には場面を見て式を立て、計算をします。
5の箱とキューブを使った計算も、安曇野プランならではの楽しくよく考えられた方法です。頭の中に量を描いて合併する力は、未来を描くこと、原因と結果を理解することなど、日常でも役立つことがいっぱいです。
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